第3回目は、大倉山ジャンプ競技場と札幌ウィンタースポーツミュージアム見学の報告です。
1972年に開催された札幌冬季オリンピック。そのジャンプ競技のために建設された大倉山ジャンプ競技場。
札幌ウィンタースポーツミュージアムでは、冬季オリンピック競技にちなんだ資料を見学したり、体験マシンで実体験を楽しめる。
大倉山ジャンプ競技場・入口
札幌はこの日ついに初雪が降った。大倉山ジャンプ競技場も真っ白でウィンタースポーツムード満点。
ミュージアムは1Fから入っていったん2Fに上がり、そこでチケット(大人\600)を購入して入場。
受け付けで音声ガイダンス用の機器を無料で貸し出してくれる。日本語のほか、英語・北京語・広東語など9ヶ国語に対応。説明ポイントに行くと、センサーが反応して自動的に展示物について説明してくれる。
資料館
入って左は札幌オリンピック関連の展示。オリンピックの誘致から街の開発、オリンピック開催に至るまで、詳細にわたって説明と資料の展示がある。また、オリンピック当日の様子を1日ごとに当時にTV映像や選手の使った用具などの資料と一緒に説明している。ほかにも記念グッズなどの展示がある。もちろんBGMは『虹と雪のバラード』。
同じフロアに、スポーツの普及に努められた秩父宮様・高松宮様にちなんだ「宮様スキー」に関する展示と、日本初の山小屋「パラダイスヒュッテ」の展示がある。
2007年には「世界ノルディック選手権」が開催されるとのこと。札幌が再びウィンタースポーツで盛り上がることでしょう!
札幌市内の競技場マップ。
道産子選手マップ。こんなに多くのスポーツ選手が北海道から…雪国万歳!!
70m級ジャンプで表彰台を独占した「日の丸飛行隊」(笠谷、金野、青池)のメダルとサイン。
同じく、ジャンプ用スキー板。気のせいか、輝いて見えますね……
あまり実物を見ることのない、ボブスレー。選手たちの汗と涙を吸ったのでしょうか。
体験ゾーン
バイアスロン、アルペンスキー、クロスカントリー、ジャンプ、アイスホッケー、フィギュアスケート、スピードスケート、ボブスレーの8競技についてロボットで知識を得たりシミュレーターで体験できたりする。
目玉はなんといってもジャンプシミュレーター。
土日などは2時間待ちなんていうのはザラという人気!
この日は平日で、雪が降っていて天候もあいにくだったこともあり、すぐに体験できた。
名前を登録してから1人ずつ中に入り、スキー板、飛び出したあとの前傾姿勢を保つための機器、映像が映し出されるモニターつきヘルメットをつけて、モニターにあわせて実際に飛ぶ、バーチャルジャンプ。
1人ずつジャンプし終わって外に出ると、CGで今のジャンプを再現してくれるモニターがある。
なさけないことに49mという記録(ただ落っこちてるだけ)に打ちひしがれる人も。
これまでの最高記録は130m。ってほんとうのジャンプ選手なんじゃないの?(-_-;)
また、同じフロアにはシアターもあり、15分程度の短いプログラムでウィンタースポーツの魅力を紹介している。
ジャンプのテイクオフ体験。タイミングを見計らってジャンプ台から飛び降りる。これが意外とむずかしい。目指せ!K点越え!!
クロスカントリー体験。走れ走れ〜!こちらも意外とへとへとになります。
おすすめのボブスレー体験。先頭の人はけっこう怖い。カーブの体重移動で息が合わないと失速するというリアルな作り。
フィギュアスケートのスピン体験。これは乗り物に弱い人にはおすすめできません!メンバーの中に気持ち悪くなった人(撮影者)がいます!!
なお、ちょっと混んでいてできませんでしたが、アイスホッケーのキーパー体験も楽しそうでした。動体視力の勝負!
中国人観光客に対する配慮について
中国人観光客に対する配慮という視点で考えた場合、下記のような点が挙げられる。
体験フロアがなかったら、札幌オリンピックの思い出展示ばかりでつまらないところだろう。しかし、体験フロアは楽しいし、ジャンプシミュレーターだけでも入場料の価値はある(もしそういうのが好きなら)。
9ヶ国語対応の音声ガイダンスはいいと思った。北京語のものを借りて聞いてみたが、わかりやすい。
パンフレットや受付に音声ガイダンスがあることは紹介しているが、小さくしか出ていないので、もっと大きく宣伝したらいいと思う。
中国はスケートは強いけど、スキーはあまり普及していないし、台湾や香港はウィンタースポーツになじみがないので、スポーツに興味があれば中国からの旅行客にも十分楽しんでもらえると思う。
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